旅行中にお土産屋さんで
「新鮮な地魚、お刺身にしたら美味しそうー!!でも生物だから持ち帰れないや…」
なんて経験はないでしょうか?
こんな時に車に冷蔵庫があれば、欲しい物を諦めることなく買えて、旅行がより楽しいものになると思います!
私はもともと車に冷蔵庫があればなんて考えたことすら無かったのですが、キャンピングカー仕様車の購入を機に、車に付いていた冷蔵庫を使い始めました。使ってみるとキャンプ以外でもいろんな場面でめちゃくちゃ役に立ち、「冷蔵庫があって良かった!」と思う事が多々ありました。
もし普通の乗用車に乗り換えたとしても、また冷蔵庫を乗せると思います!
車に冷蔵庫があって良かったという経験や、その魅力を紹介したいと思います。
車に冷蔵庫があった方が良い理由!
冷蔵庫はキャンプで役に立つのはもちろんのことですが、普段の生活でもとっても役に立つんです。
特に旅行先では大活躍で、買い物の幅がグッと広がります!!
- コンビニで買った冷たいドリンクが、ドライブ中にぬるくなってしまった
- お土産を買おうとしたが、なまものだから諦めた…
またはクール便で送る事にしたので別途送料がかかった - 美味しそうなケーキを発見したが要冷蔵のため、おやつの時間までは保たないから諦めた
- アイスは途中で溶けてしまい家に持ち帰れないから、そもそもお土産では買おうとはしない
車で旅行した際に、こんなことはありませんでしたか?
私はどれも経験があり、これらは仕方のない事だと思っていました。
けれども車に冷蔵庫があれば、どれも解決する事ができます。
そんなに旅行はしない!という場合でも、普段使いでとても役に立ちます。
安売りをしている遠くのスーパーまで買い物に行けたり、スーパーをハシゴしたり。
冷蔵食品購入後にわざわざ家に帰ることなく、出かけたその足で他の用事を済ませたり。
ちょっとした事かもしれませんが、何かと便利です。
先日COSTCOに行ったのですが、自宅からはちょっと遠く…
それに加え、帰り道が渋滞だったのですが、車載冷蔵庫のおかげでお肉を傷めず持ち帰ることができました。
この時は冷蔵庫があって良かったと心から思いました。
小さいけどかなり使える、我が家の車載冷蔵庫
我が家の車載冷蔵庫を紹介します。
ミニバンタイプのキャンピングカー仕様車に付いていたもので、14Lとコンパクト。
冷蔵庫と言ってもサイズが小さいため、たいして物が入らないだろうから最初はおまけ程度にしか考えておらず、あってもなくてもどっちでも構わないと思っていました。
しかし実際に使ってみると、私たち2人にはこのサイズがちょうど良かったのです。
飲み物もそれぞれ飲みたい分のペットボトルは入るし、スーパーで買い物をしても普通に買う分の冷蔵物はだいたいこの中に収まります。
今までで一番役立ったのは、地方で日本酒の生酒を見つけた時。
要冷蔵だったため、今までだったら購入を諦めていたのですが、車に冷蔵庫があるので迷わず購入する事ができました。旅行先の他のお土産もほぼこの中に入り、欲しい物を諦めることなく購入する事ができて、とても充実した旅行となりました。
車載用冷蔵庫ってどうやって選んだら良いの?
最近では多くの車載冷蔵庫が出回っており、あのドン・キホーテからも販売されたりしています。
では、数ある車載冷蔵庫の中から自分に合った冷蔵庫をどのように選べば良いのでしょうか。
車載冷蔵庫には主にコンプレッサー式とペルチェ式があり、静音性や温度調整の限界の違いが…と機能を詳しく調べてから買うのも良いですが、私は利用シーンから探すことをオススメします。
車載用冷蔵庫と言っても車で使うだけではなく、あらゆる場面での利用をイメージして購入したら、何倍も価値あるものになると思います。
- 利用シーン
- 機能
- 容量とサイズ
- 給電方式
この順で、自分自身に最適な物を選んでいくと良いと思います。
1. 利用シーン
まず大事なのが、主にどのような場面で使うのかをイメージすること。
普段のスーパーでの買い物がメインなのか、キャンプでの利用を重視するのか。
どちらでも十分に使える方が良いのか?
また家でセカンド冷蔵庫として使いたい、寝室に置いてベッドから出ないで冷えた飲み物を飲みたいなど、どのような場面で使うかをイメージして、それに合った物を選んで下さい。
私は最初、車に冷蔵庫なんて「キャンプでちょっと使えたら良いな」くらいしか考えていなかったのですが、買い物で利用した時にめちゃくちゃ便利だと感じました。
それ以降、買い物に冷蔵庫は欠かせないものとなりました。
2. 機能
冷蔵庫といってもただ冷やす機能だけではなく、以下のような機能付きの物もあります。
- 冷蔵
- 冷凍
- 保温
これら全ての機能が備わっていたら夏も冬もかなり重宝しそうですが、全てが揃っている商品は数が少ないく、特に保温機能も備わっている物はなかなか無いです。
また、家庭用の冷蔵庫のように冷蔵と冷凍が同時にできるものも数が限られてきます。
車載冷蔵庫の多くは物を入れる部屋が1つであり、冷蔵なら冷蔵、設定を変えたら冷凍にできる(全体が冷凍庫になる)といった商品が多いです。
冷蔵と冷凍、冷蔵と保温を同時に行いたい場合は、部屋が2つある(それぞれ別の温度設定ができる)商品を探してみて下さい。
※1つの部屋を仕切りで分けてある商品もあるので、部屋が2つあるかどうかはしっかりと見極めて下さいね。
3. 容量とサイズ
利用シーンが定まってきたら、必要な大きさ(容量)が見えてくるかと思います。
主にどのようなものを入れる事が多いのか?
冷蔵物か冷凍物か?はたまた温かいものを保温しておきたいのか?
そして利用人数によっても必要な大きさが変わってきます。
家族の人数が多いと、それなりの容量が必要になってきますよね。
大は小を兼ねるではないですが、ただ容量を大きくすれば良いものでもありません。
容量を大きくすればそれだけ重くなり、持ち運びが大変になります。
大容量の冷蔵庫にペットボトルをぱんぱんに詰め込んだら運ぶのに一苦労…
持ち歩くのが嫌になってしまうなんて事があるかもしれません。
大きい容量の冷蔵庫にはキャスターが付いている物もあるので、良かったら検討してみて下さい。
また、サイズが大きくなると、その分車内の収納スペースが狭くなってしまうので注意が必要です。
折りたためるクーラーバックと併用することで、冷蔵庫に入れるものを減らす事もできます。
4. 給電方式
車載冷蔵庫は、車のシガーソケットから取れるDC電源、家庭用のAC電源の両方に対応しているものがほとんどですが、用途に合った電源が付いているかの確認は必要です。
注意したいのは、DC電源には12V対応のものと24V対応のものがあり、一般的な乗用車は12V、トラックなどの大型車は24Vなので、ご自身の車に合ったものを選んで下さい。
また、電源が取れない場所でも使えるバッテリー内蔵のものや、カセットガス対応の冷蔵庫もあります。
使用する環境を考慮して給電方法を選んで下さい。
冷蔵庫を導入するに当たっての注意点
・電源をどのように確保するか考えておくこと!
車で冷蔵庫を使う場合、エンジンをかけている時はDC電源で給電できるのですが、エンジンを止めた時には給電されなくなります。
キャンピングカー仕様の車はサブバッテリーを積んでおり、エンジン停止時もそこから給電できるのですが、普通車にはサブバッテリーがありません。
充電して使えるバッテリー内蔵の冷蔵庫もあるのですが、オススメなのがポータブル電源から給電する方法です。
ポータブル電源はそこそこお値段がしますが、災害時の電源確保にも使えるので、これを機に買っておいても良いかと思います。
・容量をしっかりと確認すること!
たまたまネットショップの商品レビューで、以下のようなことを見かけました。
商品の広告で車載冷蔵庫にペットボトルが立てて入った写真が載っており、
説明でも「ペットボトルが◯◯本入る」と記載されている。
しかし、レビューにはペットボトルが立てて入らないというコメントが…
商品の説明をよく読むと、普段目にする500mlのペットボトルではなく、
小さいサイズのペットボトルが◯◯本入りますと書いてありました。
この事例のように、商品の写真だけで判断するのではなく、商品の説明書きは細かく読みましょう。
しっかりと冷蔵庫の内側のサイズを確認して、入れるものに対して十分な大きさのものを購入してください。
最後に
どうでしたか?車載冷蔵庫の便利さを感じて頂けたでしょうか。
私は使ってみて、初めてその良さが分かりました。
もし良かったら、車に冷蔵庫を乗せて出かけてみてはいかがでしょうか。
普段の生活や旅行がより充実したものになると思いますよ。
世の中には、数多くの車載冷蔵庫があります。
この記事が、自分に合う冷蔵庫を見つけ出す参考になったら嬉しいです。